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平成30年 1月15日

久能山東照宮鬼撃木(おにうちぎ)について

本日1月15日は小正月(こしょうがつ)です。

明治初期まで用いられていた旧暦(太陰太陽暦)では、1月15日は立春後の初の望月(もちづき=満月)にあたり、この日を「正月」としていました。

その名残りによって新暦(太陽暦)採用後も、元日から7日までを「大正月」、1月15日を「小正月」と呼ぶようになりました。

久能山東照宮では創建以来、毎年正月15日に松の木の板で鬼撃木(おにうちぎ)をつくり、この鬼撃木にて追儺(ついな)、魔除けの神事を行い、節分(2月3日)まで、御社殿を始め各門に飾り付けたものです。

鬼撃木は、長さ55センチ(1尺8寸5分)、幅6センチ(2寸)、厚さ2センチ弱(5分)の裾広がりの松の木の板でつくられており、表には1年を表す12本の横線が墨書きしてあります。

また一般の御家庭においても鬼を追い払い幸福を招く印としてこの鬼撃木をいただいて帰り、家門に飾り豆まきを行ったものです。

この故事により、期間中参拝者には、門を守る鬼撃木神符と厄除御守を授与しております。

ご参拝の折にはどうぞお受けいただきましてご家族皆様お幸せでありますようご案内申し上げます。

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