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令和2年 8月 8日

「金の成る木」ご朱印頒布のお知らせ

本日より「金の成る木」ご朱印を頒布いたします。杉の木を利用したご朱印で、杉の香りも感じられます。こちらは御朱印紙でのお渡しのみになります。

 

ご祭神徳川家康公にまつわる多くの遺話の中に「金の成る木」があります。

徳川家康公が家臣に『金の成る木』について問われたところ誰も知らず、家康公は自ら筆をとられて幹三本を描き、『よろず程のよ木(万事のよき)』『志ひふかき(慈悲深き)』『志やうぢ木(正直)』と書かれ、「これを常々信用すれば必ず富貴が得られよう」と仰せられました。

 

その後、細川忠興公がこれに左右の枝を描き『あさお木(朝起き)』『いさぎよ木』『志んぼうつよ木』『ゆだんな木』『ようじょうよ木(養生)』『かないむつまし木』と書き加えられました。家康公は「左右の枝が繁盛するならば一段と富貴が得られるであろう。皆々この『金の成る木』を写しとって家内のものに教えるように」と命ぜられたといいます。

 

久能山東照宮にご参拝の皆様にはこの『金の成る木』にあやかられ、毎日が心豊かで健やかな生活を送られます様ご祈念申し上げます。

 

ご朱印は神様の御心のこもったものです。朱印帳に貼って大切に保管してください。

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