収蔵品
当館の収蔵する資料は
- 1久能山東照宮に伝来する神宝類
- 2維新後、徳川宗家や旧幕臣などによって奉納されたもの
- 3当館設立後、収蔵または奉納されたもの
この3つに大きく分類され、総数は500件2,000点を超えます。
主な収蔵品
徳川家康関係資料
徳川家康公が駿府での生活で用いた日常品を中心としたもので、
一箇所にまとまって現存している点においても貴重で、昭和54年に重要文化財に一括で指定されています。刀剣
徳川家康公に指料である「太刀 光世作」、
徳川秀忠公が寄進した「太刀 銘真恒」の他、歴代将軍が久能山東照宮に寄進した刀剣を中心に40口を収蔵しています。甲冑
徳川家康公所用の具足3領をはじめとして、
初代家康公より15代慶喜公までの全ての歴代将軍の具足を完備しています。その総数は63領を数えます。調度・装身具
軍陣で用いられる小道具や弓矢や軍配などの調度品があり、「金扇馬標」は徳川家康公所用のものとして知られています。
染織
久能山東照宮に納められた御神服類、または陣羽織・軍陣にて使用する衣類や胴着などをまとめて収蔵しています。
書蹟・古文書
歴代将軍の書、または徳川家ゆかりの女性や大名、
幕臣などあらゆる人物の書があり、様々な個性が窺えます。また朝廷や幕府からの公文書、歴代将軍の書状も収蔵しています。絵画
神像としての家康公を描いた「東照大権現像」をはじめ、歴代将軍自筆の絵画も多数収蔵しています。
その他
徳川慶喜公が静岡在住中、趣味に没頭していた時に使用していたカメラや釣道具、
将軍在任中にナポレオン3世より贈られた品々などが含まれます。-
洋時計
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目器
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冠・冠桶
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革柄蠟色塗打刀拵
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葵紋蒔絵薙刀拵
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貫衆具足
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卯花威胴丸
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金扇馬標
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空穂
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鎧直垂
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後水尾天皇宸翰神号
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判金請取状
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東照大権現像
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徳川慶喜像
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軍帽
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鞍下