文化財保存顕彰会
久能山東照宮文化財保存顕彰会入会のご案内
徳川家康公をお祀り申し上げます久能山東照宮は、全国東照宮の創祀として全国の多くの皆様より篤い信仰と幅の広い崇敬をいただいてまいりました。
久能山は遠く7世紀頃に開山されて久能寺が創建せられ、戦国の世に武田信玄が山上に築城して久能城と称し、次いで二代将軍秀忠公によって徳川家康公を祀る東照宮が造営せられて、平成27年には御鎮座400年の佳節を迎えました。
この間約1,400年を経過し、その時代時代の文化が現在に伝承されており、特に東照宮社殿諸建造物は江戸初期の代表的なものとして14棟が国宝および重要文化財に指定されております。又所蔵する宝物は2,000点にも達し、徳川300年の歴史を物語る重要なる文化財で国宝・重要文化財等に指定されております。なお境内地も史跡に指定され、共に歴史資料として価値の高いものであります。
これら社殿を始め数多い文化財を完全に保存し後世に遺憾なく伝えていくことこそ、我々に課せられた使命であります。
そこで去る昭和41年久能山東照宮文化財保存顕彰会を設立し、以来保存顕彰につとめて参りましたが、更に御理解ある各位の御協力をいただき会の充実発展を期したく存じております。何卒本会の趣旨に御賛同下され、御協賛賜りますようお願い申し上げます。
みなさまの御協賛によって行われる保存管理事業
国宝御社殿ほか諸建造物の保存管理事業
久能山東照宮には、御祭神徳川家康公をおまつりする国宝の御社殿ほか、13棟の重要文化財建造物があります。特に中井大和守正清を大工棟梁として造営された権現造、総漆塗、極彩色の御社殿には最高の建築技術・芸術が結集されています。これら諸建造物の漆塗や彩色、錺(かざり)金具などの修理を行い後世に遺憾なく伝えていきます。
博物館収蔵資料の保存管理、学術調査、広報等に関する事業
久能山東照宮に付属する博物館には、御祭神徳川家康公の遺愛品や徳川歴代将軍の武器・武具など約2,000点の資料を収蔵しています。これらの神宝類など所有する文化財を後世に正しく伝承していくため保存管理に力を注ぐとともに、資料の調査研究を基にした展示公開をしています。
史跡久能山の護持に関する事業
久能寺建立よりおよそ1,400年の古い歴史的価値を持つ久能山は山全体が国の史跡に指定されています。久能山の鎮守の森を構成している原生的な自然環境の保護を図るとともに、表参道の石段、石垣などの修復工事等を行い、神社境内としてふさわしい景観を保全していきます。
会員種別と年会費
特別会員 | 賛助会員 | 普通会員 |
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50,000円以上(永年会員) | 5,000円 | 2,000円 |
会員の待遇
- 1久能山東照宮社殿拝観並びに同博物館入館の特別扱い。
- 2会員証及び会報の配布。
- 3本会主催行事への御案内。
ご入会申込みフォーム
- 項目入力
- 確認画面
- 送信完了
ご入会いただけます方は、各入力項目を記入し、「確認画面へ」ボタンを押してください。後日、郵送にて「入会のご案内」をお送りいたしますので、必要事項をご記入の上お申し込み願います。ご入会は随時受付しております。皆様のご協賛をお願い申し上げます。
必須マークは必須となっておりますので、ご記入をお願い致します。